はじめに
2025年5月23日、日本サッカー協会(JFA)は、6月に行われるFIFAワールドカップ26アジア最終予選に臨む日本代表メンバー27人を発表しました。今回の選出では、18歳のMF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)を含む7人が初招集され、注目を集めています。
2025年5月23日発表の日本代表メンバー、スタッフ
GK
大迫 敬介 オオサコ ケイスケ(サンフレッチェ広島)
谷 晃生 タニ コウセイ(FC町田ゼルビア)
鈴木 彩艶 スズキ ザイオン(パルマ・カルチョ/イタリア)
DF
長友 佑都 ナガトモ ユウト(FC東京)
渡辺 剛 ワタナベ ツヨシ(KAAヘント/ベルギー)
町田 浩樹 マチダ コウキ(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
瀬古 歩夢 セコ アユム(グラスホッパーCZ/スイス)
関根 大輝 セキネ ヒロキ(スタッド・ランス/フランス)
鈴木 淳之介 スズキ ジュンノスケ(湘南ベルマーレ)*
高井 幸大 タカイ コウタ(川崎フロンターレ)
MF/FW
遠藤 航 エンドウ ワタル(リバプールFC/イングランド)
大橋 祐紀 オオハシ ユウキ(ブラックバーン・ローヴァーズ/イングランド)
鎌田 大地 カマダ ダイチ(クリスタル・パレス/イングランド)
森下 龍矢 モリシタ リョウヤ(レギア・ワルシャワ/ポーランド)
町野 修斗 マチノ シュウト(ホルシュタイン・キール/ドイツ)
中村 敬斗 ナカムラ ケイト(スタッド・ランス/フランス)
佐野 海舟 サノ カイシュウ(マインツ05/ドイツ)
平河 悠 ヒラカワ ユウ(ブリストル・シティ/イングランド)*
熊坂 光希 クマサカ コウキ(柏レイソル)*
久保 建英 クボ タケフサ(レアル・ソシエダード/スペイン)
細谷 真大 ホソヤ マオ(柏レイソル)
鈴木 唯人 スズキ ユイト(ブレンビーIF/デンマーク)
藤田 譲瑠チマ フジタ ジョエルチマ(シントトロイデンVV/ベルギー)
三戸 舜介 ミト シュンスケ(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)*
佐野 航大 サノ コウダイ(NECナイメヘン/オランダ)*
俵積田 晃太 タワラツミダ コウタ(FC東京)*
佐藤 龍之介 サトウ リュウノスケ(ファジアーノ岡山)*
*代表初招集
スタッフ
監督
森保一
コーチ
名波浩
斎藤俊秀
前田遼一
長谷部誠
W杯アジア最終予選の現状と展望
日本代表は、アジア最終予選グループCで6勝2引0敗、24得点という圧倒的な成績で突破し、すでに8大会連続のW杯出場を決めています。6月にはオーストラリア代表(6月5日、パース)とインドネシア代表(6月10日、大阪 吹田サッカースタジアム)との試合が予定されており、これらの試合は新戦力のテストやチームの成熟度を高める重要な機会となります。
注目選手とその活躍
今回のメンバー発表では、初招集された7人の若手選手に注目が集まっています。特に、18歳のMF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)は、ロサンゼルス五輪世代から唯一の選出であり、今後の成長が期待されています。また、佐野兄弟の同時選出も話題となっており、兄・海舟(マインツ)は約1年2ヶ月ぶりの復帰、弟・航大(NEC)は初招集となりました。
一方で、三笘薫(ブライトン)、伊東純也(スタッド・ランス)、南野拓実(モナコ)などの常連選手は、出場試合数の多さや負傷リスクを考慮して今回は招集外となりました。森保監督は「戦術浸透の幅を広げてきたいということで、最終的に私が決断させていただきました」と明かし、「来年のW杯の時にこれまで選んでいるコアの選手たち、壁は厚いと思いますが、成長しながら高い壁に向かってハングリー精神を持ってチャレンジしてもらいたい」と語った。
今後の代表戦スケジュール
- 6月5日(木):オーストラリア代表戦(パース)
- 6月10日(火):インドネシア代表戦(大阪 吹田サッカースタジアム)
これらの試合は、すでにW杯出場を決めた日本代表にとって、新戦力のテストやチームの連携強化を図る絶好の機会となります。
まとめ
2025年5月23日に発表された日本代表メンバーは、初招集7人を含む新体制で、6月のW杯アジア最終予選に臨みます。若手選手の台頭や常連選手の休養など、チームの新陳代謝が進む中、森保一監督は「最強の日本」を目指して新たな挑戦を続けています。今後の試合での彼らの活躍に注目が集まります。JFA