デビューから7年、King & Princeの歩み
King & Prince(キンプリ)は2018年5月23日、シングル「シンデレラガール」でデビューを果たしました。当時から「王子様系グループ」として注目を集め、圧倒的なビジュアルとダンススキル、歌唱力で瞬く間に国民的アイドルとなりました。
2020年代に入ってもその勢いは衰えず、数々のドラマ主題歌やヒットソングを生み出し、音楽番組やCM、舞台などでマルチに活躍。日本のエンタメシーンを代表するグループとして不動の地位を築いてきました。
しかし2023年には岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人が脱退。グループは再構築の時期を迎えました。それでも残った永瀬廉と髙橋海人の2人は、「King & Princeを続ける」という選択をし、再始動を果たします。
2人体制で迎えた7周年の現在地
2025年、King & Princeはついに7周年を迎えました。2人となった新体制での活動も約2年が経過し、その成熟度と完成度はファンの間でも高く評価されています。
昨年リリースされたアルバム「Tranquil」は、静寂と内面の美しさをテーマにした意欲作で、アイドルという枠を超えた音楽表現に挑戦しました。音楽性、ビジュアル、演出すべてにおいて進化を遂げ、「新しいKing & Prince像」を確立しています。
また、7周年記念ライブ「King & Prince LIVE 2025 〜SEVEN SPARKS〜」も大盛況。2人ならではのハーモニーと一体感あるステージは、これまでの軌跡と未来への覚悟を体現しており、多くのファンに感動を与えました。
脱退メンバーの“今”とそれぞれの道
平野紫耀の現在|TOBEでの飛躍
2023年5月にKing & Princeを脱退した平野紫耀は、2023年7月に元ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏が設立した新会社TOBEに合流。神宮寺勇太とともに新グループ「Number_i(ナンバーアイ)」として活動を開始しました。
その後は音楽活動に加え、海外でのフェス出演、アパレルコラボなど新たなフィールドにも進出。2024年には世界最大級の音楽イベント「Coachella」にも出演し、グローバルな注目を集めました。エンタメ性の高いパフォーマンスと変わらぬ人気で、新章を突き進んでいます。
神宮寺勇太|“Number_i”での再出発
同じくTOBEに移籍し、Number_iとして平野と再タッグを組んだ神宮寺勇太。かつての「国民的彼氏」的存在感はそのままに、グループではサポート役に徹しつつ、ステージ演出や構成にも関わるなど、クリエイティブな分野での才能を発揮しています。
俳優業にも継続的に取り組み、配信ドラマや舞台での主演も実現。アイドルという枠を超え、マルチに才能を開花させています。
岸優太|役者道を極めるストイックな挑戦
2023年秋にジャニーズ事務所を退所した岸優太は、2024年にTOBEに合流。その後は「Number_i」のサポートもありながら、俳優として本格的に活動を再開しています。
2024年には主演映画「群青の約束」が話題を集め、2025年もドラマや舞台に引っ張りだこ。持ち前の天然キャラを活かしたバラエティにも多数出演し、俳優・タレントとして多面的に活躍しています。
永瀬廉・髙橋海人の個人活動と進化
永瀬廉は、俳優業を軸にさらに存在感を増しています。2025年放送の大河ドラマ「栄光の剣」では主役を務め、繊細な演技が評価されました。また、映画・舞台でも主演が続き、実力派俳優としての道を確かなものにしています。
一方、髙橋海人は表現者として幅広いジャンルに挑戦中。ダンスはもちろん、イラストや絵画での才能も発揮し、2024年に開催した初個展「INNER SPACE」は多くの来場者を記録。舞台俳優としても頭角を現し、多面的な魅力を放っています。
2人の個人活動がKing & Princeの活動にも良い刺激を与え、グループとしての厚みや奥行きが一層深まっています。
ファンと共に築いた絆と信頼
デビューから7年、グループの形は変わっても、King & Princeとファンとの絆はむしろ強くなっています。
メンバー脱退時には悲しみの声もありましたが、永瀬と髙橋の変わらぬ誠実な姿勢が信頼を呼び、現在では「2人で歩むキンプリを応援する」という声が主流に。
SNS上では「7周年おめでとう!」「これからのキンプリにも期待」といった祝福の声が多数。節目のタイミングで過去と未来を見つめ直し、改めてグループへの愛を深めるファンが増えています。
7周年を超えて向かうKing & Princeの未来
7周年という大きな節目を超え、King & Princeは次のステージへと歩みを進めています。
2人での表現にしか出せない世界観、音楽の深化、海外進出への意欲など、可能性は無限大です。
また、これからのキンプリは、ただのアイドルではなく「アーティスト」「クリエイター」としての一面をさらに磨いていくことでしょう。
そして何より、彼らの姿勢からは「何があっても前に進む」という決意と覚悟が感じられます。今後もKing & Princeはファンと共に歩む唯一無二の存在として、輝き続けていくに違いありません。
まとめ
所属していた事務所のゴタゴタに巻き込まれた結果の体制変更となってしまったが各々が今いる場所で活躍してほしいですね。
King & Princeは7周年を迎えた今、かつてないほどに成熟し、新たな魅力を放っています。形が変わっても、音楽と向き合い、ファンを大切にする姿勢は変わらない――むしろその純度は高まっているようにすら見えます。
これからのKing & Princeが見せてくれる景色を、ぜひ見逃さずに、共に歩んでいきましょう。